適当に歩いたりしたら日記


by atumomo
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大神神社を越えたら何故だか長谷寺に 前半

・07:40
 え~。昨日に引き続いて遠出することに。
 理由はだんじり祭りも2日目で騒がしいし、昨日買ったJR乗り放題パスも金額分使って無いから。
 しかしまだ足が痛いので昨日のようにハードに歩き回るのは控えるつもりではある。
 ということで今日は5時半ごろに起きて朝飯食って荷物の準備をして6時半過ぎに出発、JR久米田~天王寺~三輪に向かう予定。
 ということで、とりあえずの目的地は大神神社。
 その後どうするかだが、基本的には京都の方に向かうつもり。
 てな辺りで一旦終了。

・09:04
 三輪駅に到着。地図を見ると大神神社へは線路を越えて山側に行くんだが、大鳥居は改札を出て真っすぐ伸びる道を行くらしい。
 ということで、まずは大鳥居へ。
 やや開けた場所に出ると、向こうの方に鳥居が見える。確かにまぁ、デカいが熊野本宮の大鳥居に比べると小さいような。
 んで、進みながら適当なところで写真を撮り、足元の写真を撮り、更に鳥居をくぐってから山が入るように写真を撮ってから改めて神社へと向かう。
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 しかし、車が多い。今日が3連休の真ん中ってこともあるんだろうが。
 とか思いつつ歩いてると道端に幟がずらっと並んでて「~祭り」みたいなことが書いてあるんで、何かしらの行事がある日なんだろうな。
 そして普通の鳥居をくぐって境内に入ったが……。
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 さすが日本有数の神域。中に入ったとたん、澄み切った空気を感じる。
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 そこから本殿に入って参拝をし、看板に書かれた地図を元にあちこち回ろうと、まずは本殿の左側に向かう。
 途中、ハイキングらしき一団を見つけたが、ここもコースに入ってるんだろうか? 標識を見ると何やら「山の辺の道」とか書いてある。たぶんこれがコースの名前なんだろう。
 そして小さい立て看板を見つけたので右に折れてそっちに向かうと小さめの社が。
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 立て看板を見ると「神座日向神社」と書いてある。そしてその説明書きの右下に2次元バーコードが。
 何か情報が手に入るのか? と携帯でバーコードを読み取るとどうやらこの神社を紹介してる公式サイトに飛べるらしい。
 まぁ、何とも現代的というか。

 とりあえず、お高いんでしょうねぇ(開発費用が)

 とは思った。
 そこからまた道を戻って右側に進むとお寺「平等寺」を見つけたんで中に入ろうとする。
 と、入り口の柱に何やらチラシのようなものが。
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 行事の案内かなにかか? と思って近くまで寄ってよく見てみると……。

 放射能がどうたら~

 ? よくわからんが原発反対、とかそういうのだろうか? 人の命を救う宗教としてはストップ!放射能、ということなんだろうか。
 まぁ、とりあえず見なかったことにして中に入り、あちこち見て回る。
 右側に行くと滝があるってんで見に行くと、着替えをする小屋? とチョロチョロと流れ落ちる滝があった。

 ん~、コンパクトっすねぇ。

 一通り見たんで外に出ようとしたら、どこから来たのが5歳くらいの子供が小さい自転車に乗って現れた。何やら境内を走り回っている。きっとこの寺の子なんだろうが、何ともシュールな光景だ。いや、宗教が生活に溶け込んでいる、と言うべき? か。
 そして寺を出て、左に曲がって軽い坂を上る。しばらく行くと、「竹・作物を採るな」「イノシシの罠があるから入るな」等の看板があちこちにある。よっぽど盗っ人がいるんだろうか。
 そうこうするうちに道の突き当たりにたどり着く。そこは小さな祠「大行事社」で、白装束が5人いてひざまづいて何やら勤行をしているのか、時折叫び声も聞こえる。
 む~、邪魔するのも悪いな。ということで、そのまま引き返す。てか、あんなん生で見るの初めてだわ。
 てことで本堂まで引き返し、今度は左側に向かう。
 すると、さっきはいなかった(ような気がする)ハイキングらしい集団があちこちに。この辺りも「山の辺の道」の範囲内なのかね?
 そして、左側の道に居並ぶようにして存在する社がなんなのか確認しつつ進み、突き当たりにたどり着く。
 だが、ハイキングコースはそのまま真っすぐ続いてるようだ。
 とりあえず今日はここを参拝したらまた電車で移動するつもりなんでそっちには行かず、右に曲がって奥に進む。
 その突き当たりは山の中に入ってご神体(ここは山そのものがご神体)を拝みに行く人達が手に手に杖を持って順番待ち? をしているようだった。
 更に奥には受付窓口があるらしく、名前やら電話番号を書く必要があるとか。
 で、今受付中の3人が係員? から説明を受けている。
 右側が出入り口になってるらしく、坂を登る人、降りてくる人、手前で待機してる人などがいた。
 今、ここにいて順番を待ってるのは30人くらいいるのか?
 そして出入り口の側にある説明書きを見ると往復で4kmほどあるらしい。
 4kmか。この人だかりとその距離だと結構、時間かかりそうだな。
 ということでご神体を拝むのは諦めて引き返す。

 さて、これからどうするか。

 時計を見ると10時半前。このまま別の場所に行ってもいいが、次いつ来るかわからんのでできるだけ関係するところには行っておきたい。
 んで、ハイキングコースの方まで降りて来るとここから20分ほど行った所に桧原神社ってのがあるらしい。
 じゃまぁ、そこまでは向かうか。
 ということでハイキングコースに足を踏み入れる。
 天気はいいし、それほど暑くもないせいか、この道を歩く人達も10人くらいはいる。こっちに向かって来る人達もいるし。
 そうして社があればいちいち立ち寄りながら、道を行く。
 そういや途中、弁天さんだか竜王さんだか「八大龍王龍神神社」に寄ったら池の向こうに社があって手前にある建物の中から拝むような場所があったんだが、あそこは何か凄かったなぁ。
 一種、異様な雰囲気があったというか。
 その時もホントは建物の中に入って拝みたかったんだが、入り口は普通に閉まってるし、人の気配もない。扉を開けて中を覗いてみるが隣の扉から誰か出て来そうな気もして何か気まずいのでそのまま扉を閉めてその場を離れることに。
 まぁ、一応は建物の側から写真を撮って引き上げたが。
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 とまぁ、そうやって寄り道しながら桧原神社に到着。参拝して一通り見て回って、さてどうするか。
 今は11時前。近くに山の辺の道の地図があったので見てみるとこのまま北上するような感じ。
 コースを見てると穴師座兵主神社ってのがあってそこの近くが巻向駅なんで、そこまでは行くか。どう考えても13時までには着くだろうし。
 ということで桧原神社を後にして山の辺の道を進む。
 しかし相変わらずハイキングに来てる人が多い。本格的な格好の一団や自分みたいに普通の格好の夫婦とか、前後10mに10人くらいはいる感じだ。まぁ、少なくとも今は地面がなだらかだしな。景色を見ながら歩く分にはいいだろう。
 とか思いつつ、ずんずんと先を進むと道が2つに別れてる。
 真っすぐの道は上り坂になっており、「笠山荒神」という立て看板が立っている。
 そして左は曲がった下り坂。別れ道に立っている標識を見ると山の辺の道は左を行くらしい。
 しかし、自分は何故か「荒神」という言葉に引っ掛かりを感じ、真っすぐ行くコトに。
 まぁ、こんな看板が立ってるんだからせいぜい20分も歩けばすむだろ、普通。

 ……とか思ったのが運の尽き。おかげで色々と酷い目にあった。ま、半分以上は自業自得だが。

 ちなみにこの辺りでの時間は11時ちょい過ぎくらい。
 そしてハイキングコースを離れ坂道を登り始めるのだが、この道はどこに繋がってるのか、やたら車が来る。確かにハイキングコースではないんだから人がいないのはわからんでもないが、4~5分に1台は登りか下りの車が来る。
 しかも道が車1台がやっという幅なんでそのたびに退避しないといけないし、結構面倒な道だった。
 そして20分ほど歩くとまた別れ道に来た。
 ここにも立て看板があり、真っすぐの道には「笠山荒神」、右の道には「巻向山 奥不動寺」とある。
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 ここで時点ですでにその「笠山荒神」はこの近くにはないんだろう、とは思っていた。
 しかしここで引き返すのは負けたような気がしてならない。
 だが、ここでまた別の場所があることがわかった。
 ならここに行ってとりあえず幕引にしてもよいのでは? もう11時半前だしな。
 との計算もあり、右の道を行くことに。
 あぁ、ちなみに。
 ここに来るまでに1組のカップルには出会った。地図を見ながら話してるところを追い抜いたからよくわからんが、道を間違えたんじゃ? ってな話をしていたのかもしれない。

 そして。

 右の道を突き進むんだが、これがまた結構な傾斜。何か昨日の「日本一のパノラマ展望所」への道を向かうような感じ。
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 ただし、向こうみたいに道も広くなければ、木が覆い茂ってて明るくもない。更には雨が降ってたのか道を水がうっすらと流れてるし。おかげでコンクリの道がすべりそうで気が気でない。
 ただ、向こうみたいにやたら道が曲がりくねってないことだけが幸いか。あれはあれで車が通り易いように傾斜を軽減してるんだろうが。
 ここまで来るともう、今日のあちこち電車を乗り継いで乗り放題パスの元を取ろうという当初の思惑は完全に破綻した、と思わざるを得ない。
 いつものことではあるが、何でまた俺はこういった山道を見るとついつい行きたくなるんだろうか?

 昨日も思ったが、アホだな。イカれてんじゃねぇか?

 そんなことをぶつくさ言いつつ、坂を上る。
 携帯でつぶやこうとしたら、いつの間にか圏外になっていた。すでに電波が届かない所まで来てるの?
 そして、突き当たりに着いたのが11時40分過ぎ。
 確かにお寺があった。左右の広まった場所には車が4台ほど止まってたので人が来ない訳ではないのだろう。
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 いやはや、文明の利器ってのは大したもんだ。こういうことをしてると「自然に還ろう」とか言ってるアホは殺したくなるな。寝言はこんな坂を毎日行き来する生活してからにしやがれ。
 疲れてるので思わず物騒なことを考えてしまった。気を取り直して境内に入る。
 が、人はいない。ということはあの車はここの自家用車か。狭い境内なんで特に見るものもない。とりあえず参拝して引き上げることに。
 そいうや何故か、鹿威しがあったな。あの周りは庭だったのだろうか。
 帰り間際に人の声がする。右手の建物はここの家、なのか。これまた宗教が生活に溶け込んでいるのか。
 そして山手からチョロチョロと流れる水で濡れた道を慎重に下って別れ道にたどり着いたのが12時前。
 そこでタイムスタンプ代わりに「笠山荒神」の写真を撮って先へ進む。
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 しっかし、狭い道の割りには車の通りが多い。いったいこの先はどこへ繋がってるのか。
 つかそもそも、そんな車バンバン通るようなトコに神社なんてあんのか?
 謎は尽きない。
 そうして20分ほどしばらく歩くとまた「笠山荒神」の看板に遭遇。
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 …………。

 一体、この看板は幾つあるんだ。とりあえず確実に近づいてるってことなんだろうが、それなら距離なり時間なり書けってんだ。それともアレか? これは道行く人に諦めさせないように張ってる罠か何かか?

 あぁ、そうさ。見事にかかってるよ、俺は。

 とか独りごちつつ看板の写真を撮って先に進む。
 そこからまた10分後、道が急に広くなった。というか2車線になった。
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 なったはいいが、降りて来る車は大変だろうな。普通に降りて来たら車が行き違えるかどうかすら怪しいくらい狭い道が待ってるんだから。
 しかしこれ、ホントにこの先に神社なんてあんのかよ? との疑念が増々深くなる。しかも空が何かだんだん曇って来てるし。
 しかし。しかしだ。ここまで来て引き返せばきっともうここに二度と来ることはないだろう。というかリベンジのためにこんな誰も歩いてない道をまた何時間もかけて来る何ぞ……。

 普通にやりそうだけどな、実際。

 しかしまぁ、諦めて帰るのはやはり負けた気がして癪に障る。が、もう12時を過ぎてるんで現実問題帰り時間のことは考えないとならん。
 ……てことで、とりあえずもう1時間は進もう。タイムリミットは2時。それでダメなら引き返そう。
 と決めて曲がりくねった坂道を一人歩く。車は普通に走ってるけどな。俺の前後を。

 ――そして更に10分後、ようやく希望の光が――

 あった。またしても看板が。それも打ち捨てられたように地面に横倒れになって。
「笠山荒神」その下の赤い矢印に白抜きの文字で「1.5km」と。
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 後、1.5km。あぁ、よかった。看板だけでなくなったりはしてないんだな。……ないよね? 看板横に倒れてちゃんと見えないけど大丈夫だよね?

 っっっつか、最初の看板から距離書いとけや、ボケぇっ!

 ちなみにこの辺りの道は軽い下り坂。つまりはここに来るまでに山というか丘を越えた感じになる。
 なお、ここまでの経過時間は1時間半。途中、40分近く別のトコ行ってロスってることを考えるとそれほど時間はかかってないのか。気分的には2時間以上に感じるんだが。
 ということで意気揚々と道を下る。途中、向こうから走る人っぽい格好をした人がこっちに歩いてくる。
 互いに会釈をしてすれ違うが、はてあの人はどっかしら向こうから来たのか、それとも自分より先にこっちに来てまた向こうに戻るのか。
 それから5分後に5つ目の看板、更に5分後に6つ目の看板(350m標記あり)、もひとつ5分後にようやっと「笠山荒神」の石碑のある入り口にたどり着く。てか、幾つ看板置いてるんだ。小刻み過ぎだろ。
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 やっと着いたんでそのまま奥に入る。
 途中、休憩所のようなところにポツン、とおばちゃんが石段に腰掛けていた。
 通り過ぎる時に会釈すると向こうから話かけられた。

「なぁ、あんたどこから来たん?」
「山の辺の道の途中でここの看板があったんでそっちから」
「こっからどこ行くと近いか知ってる?」
「いえ。初めてここに来るんで」
「バス停とかどこにあるか知らん?」
「ここ降りた民家の近くにバス停の標識ありましたけど」
「そう。ありがとう」

 そして自分はそのまま奥の方へ。
 しかし神社の敷地内の割りには普通に家あるんだけど。どういうアレなんだろうね。
 道を行くと幾つか別の神社があるんで一応一通り寄って奥に進むと、

「日本第一 笠山荒神社」
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 という石柱と鳥居が目に入るのでそのまま奥に進む。
 すると石段の合間、合間に鳥居が何個も立っている。
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 その鳥居の間を何度も何度も通り抜け、やっと本殿前の鳥居にたどり着く。鳥居は全部で10個くらいあったろうか? 鳥居の数え方なんぞ知らんけど。
 で、本殿に上がって参拝をして残りをグルっと回り、元の入り口に戻りつく。
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 今は13時20分ごろ。ここから今来た道を戻れば、16時までには山の辺の道の分岐点に戻れるだろう。
 と、目処を付けつつ坂道を下るとちょっと向こうに人影が。
 近づくとまた声をかけられる。当然、さっき会ったおばちゃんである。

「バス、どないでした?」
「まだ30分以上時間あるねん」
「あぁ、やっぱ1時間に1本でしょうしねぇ」
「さっき農作業してるおばあさんに聞いたら、巻向の方に向かうより初瀬に降りた方が近い言うねん」
「そうなんですか」
「せやけど、道がわからへんねん」
「地図はあそこにありまけどねぇ」
 と、笠山荒神の入り口の手前にある看板を指さす。
「あれ見てもようわからへんねん」
 と、2人して看板の前に行ってそこに書かれた道についてあぁでもない、こうでもないと話す。
 そうこうしてるうちに2人の背後の民家から2人のおばちゃんが出て来る。
 そこにこっち側のおばちゃんが話しかける。
「………」
「………」
「………」
「………」
 どうやらそこのバス停にはバスが来ないらしい。廃止されたのかね?
 道についてはやはり巻向に戻るのが早いらしい。ただし巻向に行くよりは初瀬ダムの方が距離は近いとか。無論、そこからどうやってどこに行けば帰れるのかは土地感のない自分にはわからんが。
 で、向こうのおばちゃんはこれから大神神社にお参りに行くんでこっちのおばちゃんを送ってくれるらしい。
 やれやれ、これで一件落着か。
 ということで改めて自分が向こうのおばちゃん達に話しかける。
「すみません。ちなみに初瀬への道ってどこですか?」
「あぁ、こっちの方なんやけど、わかり辛いねん」
 と、自分たちが来たのと反対方向の道を教えてくれる。

 ん~。確かに3つ道があってその真ん中か。別れ道には標識も何もないし、下りの道は真ん中と右だから、こりゃわかりにくいわ。

「ありがとうございます。じゃあ、自分はこっち行きますんで」
「えっ!? あんた、お連れさんは?」
「いや、その方とは今し方ここの道のことで相談してただけでして」
「そうんなんや……」
「じゃあ、どうもありがとうございました」

 と挨拶してその場を離れ、初瀬へ向かう道を下り始める。
 容量の問題で前半を終わる。
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by atumomo | 2012-10-07 13:55 | 山歩き